所報7月号
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形と咲く花が非日常を 演出する神秘的な山 今回のコラムは、松山市の南東に位置し、東温市から久万高原町にまたがる「皿ヶ嶺」です。お皿を逆さまにしたような台形状の形をした山で、「竜神平」という湿原があり、また、植物の宝庫であることから、四季を通して多くの人が訪れています。 多くの登山道がある中、最もポピュラーな「風穴」から山頂へ向かいました。険しい道を登ると、竜神平に到着します。竜神千~6千mに自生する花が見られます。海外に旅行したような気分を味わえる、不思議な山となっています。平は、昔、雨乞いのための八代竜王を祀った祠があったと伝えられており、名前の由来になっています。現在はササのため、以前に比べ景色が変わりつつありますが、他の山には見られない景観を保ち続けています。登山口から50分ほど歩けば頂上に至ります。 この時期、風穴の登山口付近に咲いている通称「ヒマラヤの青いケシ」(メコノプシス)は一見の価値ありです。通常ヒマラヤの標高5第7回「皿ヶ嶺(1280m)」コラム23

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