所報8月号
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月8日から9日の間、松山EC研究会は、Eコマース先進県である岐阜県において県外研修を行いました。 岐阜県には、Eコマースに関する団体としては日本最大級の約420事業所が加入する「ぎふネットショップマスターズ倶楽部」があ松山EC研究会 県外研修EC先進県の岐阜でICT先進事例を学ぶ顧客の立場に立った気配りや相手の心を満足させる接客・サービスが行える「人材」の育成を目的に、7月5、12、19日の3日間、当会議所大ホールで38名の参加を得て「おもてなし人材育成講座」を開催しました。 コミュニケーション・マナー講師やフリーアナウンサーとして活躍されている藤本裕子氏を講師に招き、相手に好印象を与える接遇の心構えや所作、言葉遣いを学んだほか、「おもてなし」を考えるうえで一番大切な「気づく」を心がけ、その感性を磨くためのトレーニングを行いました。一人ずつ撮影した映像を藤本氏のアドバイスを受けながら正していくなど、普段接する機会のない自身の表情・姿勢・話し方などを客観的に捉え、良い点や改善点の「気づき」を得ました。自社の強みを活かし、販路拡大につなげることを目的に、6月28日、「販路開拓セミナー」を開催しました。 まず、講師の(株)流通プランニング研究所の川上正人氏から経営課題の抽出方法や自社の強みを知ることの必要性、事業計画策定の効果について説明がありました。続いて、谷水加工版工業(株)の谷水ゆかり氏から、自社商品の強みを活かして新たな業界への販路開拓に成功した事例をもとに、事業計画に基づいた経営の重要性を学びました。 質疑応答では新ブランド立ち上げの悩みや自社の目標設定の方法など多くの質問が出されました。参加者は自社での取り組みの可能性を探りました。 当会議所では、事業計画策定からその実現まで幅広く支援しています。お気軽にご相談ください。おもてなし人材育成講座気配りや相手の心を満足させるトレーニング販路開拓セミナー事業計画に基づいた経営で販路の拡大を7ります。初めに、ITによる岐阜県内産業の活性化を図ることを目的に設置された施設であるソフトピアジャパンにて、同倶楽部・西濃支部の勉強会に参加しました。ここでは、チームビルディングをテーマに、双方の参加者がチームに分かれ、ミニゲームを通して普段の接客やスタッフ間での会話などで欠かすことのできないコミュニケーションについて学びました。次に、ソフトピアジャパン内にあるFab‐Coreを見学しました。撮影機材や3Dプリンターなど、最新のIT技術とものづくりを融合させ、新しい製品を開発するための手法が紹介されており、参加者は実際にそれらの機材に触れ、今後のビジネスのヒントを得ました。 研修後の意見交換会では、地方におけるEコマースについて活発な議論が交わされました。当研究会では今後も同倶楽部との交流を深め、地域間で連携しながら、地方におけるEコマースの活性化を目的に活動を行っていきます。6月に引き続き7月25日〜29日の間、日本商工会議所の協力要請を受け、熊本商工会議所へ2回目となる経営指導員の派遣を行いました。売上が大幅に減り、事業継続が困難な事業所の経営相談を行い、補助金申請支援などを行いました。相談者は、一日平均200人を超える状況でした。今後も被災地支援を継続していきます。熊本地震 支援報告熊本商工会議所へ経営指導員を派遣会議所の動き会議所の動き9

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