所報8月号
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松山平野を一望できる  近くて少し遠い山 松山平野を囲む山を紹介する本コラム。今回は、奥道後にある「杉立山」です。以前は奥道後遊園地からロープウェイがあり、山頂付近の展望台まで簡単に登ることができ、夏になるとビアガーデンも開催されていました。残念ながら、現在は営業を終了しています。 あまり高い山ではなく、登山道も険しくないため、気軽に山を楽しみたい方にオススメです。山頂付近まで車で行くこともや文部大臣を歴任したほか、正岡子規を俳諧に手引きした人物です。本人も多くの俳句を詠んでいます。常盤会寄宿舎(現在も寮生を募集しています。※P11参照)で子規と野球をした記録もあります。 頂上の展望台から見える景色は、まさしく絶景です。松山平野と瀬戸内の島々まで一望できます。近・現代の松山の歴史の1ページが刻まれた山は、今も訪れる人に感動を与えています。できますが、舗装されていない狭い道が続いています。 頂上には、展望台があり、坪内寿夫氏が作った公園があります。また、愛媛出身の偉人である勝田主計翁の銅像が建立されています。勝田翁は、大蔵大臣第8回「杉立山(669m)」コラム22

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