所報9月号
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月24日、森田会頭、佐伯、関、髙橋副会頭が松山市役所を訪問し、野志松山市長に、松山市駅前広場の改良整備を要望しました。昨年12月に実施した松山市に対する要望にも盛り込んだ内容ですが会員企業、団体からの強い声もあり、今回、個別に改めて要望しました。 市内最大の交通拠点である松山市駅前広場は、電車の乗継ぎが道路で分断されており、また、歩道を自転車が頻繁に走行するほか観光バスの駐車スペース不足などの課題があります。これらの改良整備を要望したもので、野志市長からは、「使いやすく魅力ある広場にするため、関係者と一緒に汗をかいていきたい」と前向きな言葉をいただきました。松山市の施策に関する要望松山市駅前広場の改良整備に関する要望康経営シンポジウムを8月25日、東京第一ホテル松山にて開催し、約150名が参加しました。健康経営は、当会議所が今年度より新たに推進しているもので、普及啓発を図るため、今回のシンポジウムを企画しました。基調講演(今号の誌上講演会参照)後、第二部では、講師の河崎氏、四国経済産業局の山下氏、協会けんぽ愛媛支部の家髙氏、当会議所の森田会頭をパネラーに、「企業や地域が健康経営を進めるためには・・・」をテーマに、フリーアナウンサーの作道泰子さんの司会でパネルディスカッションを開催しました。 まず、山下氏は「日本再興戦略にも盛り込まれている健康寿命の延伸という目標達成のため、様々な仕組みを構築している。今後は、取り組みに対するインセンティブなどの制度を提供する。」と述べられました。家髙氏は、保険者の立場から「健康経営が普及すれば、医療費の適正化という形で財政負担の軽減につながる。国民皆保険制度の維持に向けた大きな力となる。『スモールチェンジ』による健康経営の推進を支援するツールの提供とともに、各種関係団体と連携をさらに深めていきたい。」と発言されました。森田会頭は「人材不足は地方の中小企業にとって最大のリスクであり、それを回避するために、健康で意欲を持って働く環境づくりを経営戦略として実施する必要がある。当会議所としては、原点に返り『人』が主役となる企業をつくる支援を行うとともに健康経営を推進する仲介役になっていく。そして、新たなビジネス・産業の創出という経済効果も狙いたい。」と、今後の展望を語りました。講師の河崎氏からは「一番大事なことは、各企業のトップの覚悟だと思う。健康経営は健康意識の高い社員を作ること。そういう社員が次の世代にその考えを循環させれば、松山の経済活性化や新しいビジネスの創出につながっていく。」と括られました。地方創生につながる健康経営推進の必要性を改めて認識するシンポジウムとなりました。健康経営シンポジウム企業や地域が健康経営を進めるためには・・・女性会活動報告『四国八十八箇所霊場と遍路道』世界遺産登録推進8健月25日、『四国八十八箇所霊場と遍路道』世界遺産登録推進協議会 平成28年度総会が高松市で開催され、愛媛県商工会議所女性会連合会の理事でもある当女性会の佐川副会長が出席しました。 県下9女性会では、各女性会が遍路道や札所寺院での清掃・お接待のほか、四国八十八箇所巡礼視察研修を実施するなど様々な活動を行ってきましたが、これらの活動内容が認められ、協議会へ加入しました。 8月8日には、協議会、四国4県と関係58市町村が「四国八十八箇所霊場と遍路道」について、新たな提案書を世界遺産登録を目指す署名207,082名分とともに文化庁長官に提出しました。当女性会もこの署名活動に協力しています。 今後も協議会の構成員として、世界遺産登録に向けた活動を積極的に行っていきます。7会議所の動き会議所の動き9

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