所報9月号
22/28

ご宴会ならおまかせください。ホテル自慢の和・洋・中の旬素材の厳選料理を御堪能ください。うれしい飲み放題付き 6,000円~少人数の会食から300名様の大宴会まで、様々なご要望にお応えします。100名様までご利用いただけるお座敷もご用意しております。サムライコラム:経営課題を斬る! 当会議所では、専門分野で活躍する士業の方々が集い、地域社会への貢献や相互の能力向上を目的に、「サムライ交流会」を設置し、相談会やセミナー、勉強会等の活動を行っています。サムライ交流会に所属する専門家から、企業の経営課題と解決策を考えるコラムを連載します。 不動産鑑定士は不動産の価格と賃料に関する唯一の国家資格です。主な公的業務としては、毎年発表される地価公示や路線価に関する鑑定評価があります。主な民間業務としては、会社や個人が不動産を売買あるいは賃貸借する場合の鑑定評価や金融機関の担保評価があります。今回は誰もが将来直面せざるを得ない相続問題と不動産鑑定士の関わりについてお話をしたいと思います。 8月21日、日本経済新聞朝刊に「2015年1月の税制改正によって、首都圏で相続税の課税対象者が増税前の1.7倍に増えている」との記事が出ました。これは、相続する財産総額の非課税枠が、改正前の4割減となったためです。首都圏ほどではないにしろ、地方圏でも課税対象者が増えているであろうことは想像に難くありません。 相続が発生した場合の不動産の評価において、不動産鑑定士が活躍しています。●大規模地を相続した場合:相続 税の申告に伴って、1,000 ㎡以上の規模の大きい宅地に ついて、税務上「広大地」判定のサムライ交流会・専門家派遣のご相談は当会議所 経営支援部有限会社 岡田不動産評価システム岡田 浩(不動産鑑定士) 適用を受けることができれ ば、結果として納税額が劇的 に下がります。不動産鑑定士 は、この「広大地」判定のため の意見書を作成します。●特殊な土地を相続した場合: 特殊な土地、例えば開発・建 築不可の市街地農地や無道 路地などは、現実の不動産 マーケットに即した適正な 市場価値を示す鑑定評価額 で申告することにより、結果 として納税額が相当に下が ることが期待できます。●納税以外の場面でも:相続者 間で円満に財産分配を行い たい場合や期せずして「争 族」となってし まった場合で も、不動産鑑定 評価が問題解 決の要となり ます。 実務では、各サムライ業を介しての依頼が大半です。お気軽にご相談されることをお勧めします。 相続と不動産鑑定士について第2回TEL:089-941-4111コラム20

元のページ 

page 22

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です