所報10月号
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業況売上資金繰り採算管内景況は低水準で推移~全てのDIがマイナス値で横ばい~ 当会議所では、地域商工業者の景況並びに経済動向等に関する情報の収集・分析を行っています。今号では、平成28年7~9月期の調査結果がまとまりましたので、ご報告します。【調査時期】四半期毎に調査(年4回実施)【調査期間】平成28年8月20日~ 9月1日【調査対象】当会議所議員、地域振興委員等185企業 今期は、業況以外DIが改善したもののマイナス値の推移が続いています。今後の見通しは、全てのDIが改善していますが、小幅の動きとなっています。 卸売業は全てのDIが悪化、一方、サービス業は全てのDIが改善しています。来期の見通しについては、製造業・卸売業・小売業が改善傾向にありますが、サービス業は悪化しています。 今期、設備投資を実施したと回答した事業所は30件(23.6%)で、前期29件(22.8%)より増加しています。対して、来期に実施を計画している事業所は27件(21.3%)と減少しています。 管内景況は、小幅ながら改善傾向にありますが、依然、マイナス値での推移が続いています。また、業種ごとに景況感のばらつきも見られます。直面している経営上の問題点を見ると、業種によって回答が異なっており、企業の課題が複雑化しているものと考えられます。まとめ調査概要回答状況産業製造建設卸売 小売サービス調査対象企業数回答数27222550611851517153743127合計全産業におけるDIの推移産業別動向総括今期直面している経営上の問題点今期直面している経営上の問題点!!設備投資の実施状況20151050-5-10-15-20-25-30-35-40-45-50287-92810-12277-9261-3264-6267-92610-12271-3274-62710-12281-3284-6(見通し)需要の停滞材料価格上昇需要の停滞ニーズへの対応従業員の確保難1位順位産業2位3位製造業建設業卸売業小売業サービス業ニーズへの対応技術者確保難大企業との競争大型店等との競争ニーズへの対応従業員確保難従業員確保難メーカーとの競争需要の停滞人件費増加松山管内景況調査特集8

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