所報10月号
13/32

サムライ交流会主催にて、9月6日、ISO構築セミナーを開催しました。品質経営研究センター有限責任事業組合 代表 岡本俊雄氏を講師に迎え、昨年9月に改定されたISO9001:2015年版の重点ポイントと業務フロー型マニュアルについて講話をいただきました。 岡本氏からは、「新規追加条項として、外部・内部の課題の決定など、これまで実施してこなかった箇条があるため注意が必要。業務プロセスを中心にした業務フローマニュアルを推奨し、事業活動とISOの統合を進める必要がある。今回の改定を、単なる規格番号の入れ替えに終わらせずに、ISOを抜本的に見直すチャンスととらえて欲しい」と述べられました。 今後もサムライ交流会では、相互の能力向上を目的に、相談会やセミナー、勉強会を開催します。9月23日、松山大学において、ふるさとふれあい塾を開講しました。当講座は、松山の良さを再認識し、「ふるさと」の魅力を発信できる人材を育成するとともに、松山を訪れるお客様への「おもてなし力」を向上することを目的に全15回のカリキュラムで実施します。第1回目の講座では、野志松山市長から「松山市の観光施策と『ことば』のまちづくり」をテーマに講演をいただき、松山大学の学生と一般の受講生、あわせて約170名が受講しました。 今後は、日本遺産の「四国遍路」、「村上海賊」をはじめ、小林 信近 翁など松山の偉人をテーマにした講義や、道後温泉や松山城など市内にある観光スポットで現地講習会を行い、ふるさと松山の魅力を学びます。「NEXT ONEフェア」市内の公民館や商工会館などを会場に、9月5日から9日までの5日間、個人事業所を対象とした地区別談会を開催し、318事業所が参加しました。相談会では、記帳指導の一環として、現金出納帳・経費帳の記載内容や、会計ソフトへの入力内容について確認を行いました。また、円滑な資金繰りが行えるようマル経をはじめとした融資制度の案内など、経営相談も実施しました。本赤十字社愛媛県支部において、9月7日、「防災研修」を実施し、守谷会長ほか11名が参加しました。防災に関する知識を習得するため、同支部の協力を得て、9月の防災月間にあわせて行ったものです。地区別相談会会計書類の記載内容や資金繰りの相談会を開催女性会活動報告東サムライ交流会ISOセミナーISO9001の重点ポイントとマニュアル「NEXT ONEフェア」第11回 ふるさとふれあい塾「ふるさと」の魅力を発信できる人材を育成 愛媛県支部・髙木事務局長からの挨拶の後、座学と実技の2部構成で研修を行いました。 座学研修では、熊本地震における被災状況や救助活動の報告を受けるとともに、防災の基礎知識について学びました。実技研修では、救急法について胸骨圧迫の行い方、AEDの使用法について学び、一人一人が人形を使って実際に処置を行いました。 研修後には、支部施設内の備蓄倉庫や熊本地震の際、救助活動で使用したグッズ、増設された赤十字広報プラザを見学しました。また、当女性会からの寄付金が救援物資の購入に役立てられていることも分かりました。今後も女性会として支援できる活動を行っていきます。日防災の基礎知識と救急法の実技を研修会議所動きの会議所の動き11

元のページ 

page 13

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です