所報10月号
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サムライコラム:経営課題を斬る! 当会議所では、専門分野で活躍する士業の方々が集い、地域社会への貢献や相互の能力向上を目的に、「サムライ交流会」を設置し、相談会やセミナー、勉強会等の活動を行っています。サムライ交流会に所属する専門家から、企業の経営課題と解決策を考えるコラムを連載します。 突然ですが、災害により不動産の権利証を紛失したら、もうその不動産は売却できないと思われますか。もちろん、そのようなことはありません。権利証に代えて司法書士が作成した本人確認情報により、手続きを進めることができます。(事前通知制度も使えます。) このように、司法書士の仕事を一言で説明すると、「取引の安全を守る」ことです。不動産取引においては、目に見えない存在である権利を、「登記」という目に見える形に表現することで、取引の安全を確保するお手伝いをしています。 また、法人についても詳細な情報を「商業登記」という形で開示することで信頼性を高め、法人を巡る取引の安全性を確保するお手伝いをしています。商業登記についてのルールである商業登記規則は、頻繁に改正されています。例えば、本年10月1日から、株主総会決議を要する事項についての登記申請の際に、株主リストサムライ交流会・専門家派遣のご相談は当会議所 経営支援部三好修司法書士事務所井上 亮介(司法書士)を添付すべきこととされました。申請自体は司法書士を介さずにすることも可能ですが、商業登記は法人の信頼性に関わるため、正確さが重要です。会社法や登記手続きに通じた専門家である司法書士の活用により、正確な登記の実現だけでなく、その他法務面においてもご相談できます。 皆様の活動においては、司法書士のほか、様々な士業が関わっていると思います。近年、事業に関わる問題も多様化しており、我々サムライ交流会でも、士業同士の連携を深め、様々な場面で高度なサービスを提供することを目的に活動しております。気になることがありましたらお気軽にご相談ください。司法書士と取引の安全確保について第3回TEL:089-941-4111農・商工連携による販売促進事業産直市「チャレンジコーナー」 pick up当会議所 地域振興部TEL: 089-941-4111お問い合わせ先第6回進和珈琲(株) 「伊予の炭焼珈琲 媛の薫(ひめのかおり)」 9月23日、JAえひめ中央の「太陽市(おひさまいち)」にて、本年度第2回目となる産直市「チャレンジコーナー」を実施しました。これは、県産商品の知名度向上や市場調査を目的に試飲・販売を行っているもので、今回は、東温市に本社があり、大街道や今治市に店舗を構える進和珈琲(株)が出店しました。 同社は、長年の経験と知識によって培われた技術を持つ職人が最新の機器を活かして質の高い珈琲を製造・販売しています。今回は、県産の炭火で珈琲豆を焙煎した新商品「伊予の炭焼珈琲 媛の薫」を販売しました。(※P22参照)試飲されたお客様に対してアンケート調査を実施したところ「苦味が効いて美味しい」「パッケージも愛媛らしくて良い」「金額がもう少しお手頃なら」といった意見をいただきました。出店した進和珈琲(株)からは「消費者の率直な意見を商品開発の参考にしたい」とのコメントがあり、商品のブラッシュアップや販売方法を検討する機会につながりました。今回の商品は、直営店舗の他に「道の駅 天空の郷さんさん(久万高原町)」などでも購入することができます。当コーナーは、毎月実施します。出店を希望される方は、右記までお問い合わせください。コラム20

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