所報1月号
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業況売上資金繰り採算管内景況は低水準で推移~改善は小幅で依然マイナス値が続く~ 当会議所では、地域商工業者の景況並びに経済動向等に関する情報の収集・分析を行っています。今号では、平成28年10~12月期の調査結果がまとまりましたので、ご報告します。【調査時期】四半期毎に調査(年4回実施)【調査期間】平成28年11月5日~ 11月15日【調査対象】当会議所議員、地域振興委員等188企業 今期は採算DIが悪化、それ以外のDIは小幅ながらも改善が見られるものの、依然、マイナス値で推移しています。来期の見通しは売上以外のDIが改善しています。 製造業・建設業・卸売業は全てのDIが改善、小売業も改善傾向にありますが、サービス業のみ全てのDIが悪化しています。来期の見通しについては、建設業は売上以外のDIが大幅な悪化、卸売業・小売業は改善傾向、製造業・サービス業は改善と悪化が混在しています。 今期、設備投資を実施したと回答した事業所は41件(31.1%)であり、前期30件(23.6%)より増加しています。対して、来期に実施を計画している事業所数は29件(22%)と減少しています。 管内の景況は依然、マイナス値での推移が続いています。業種ごとでばらつきがある中、従業員や技術者の確保難が経営上の問題点として多く回答されており、人手不足が顕著になっています。まとめ調査概要回答状況産業製造建設卸売 小売サービス調査対象企業数回答数2723254766188162014 3943132合計全産業におけるDIの推移産業別動向総括今期直面している経営上の問題点今期直面している経営上の問題点!!設備投資の実施状況20151050-5-10-15-20-25-30-35-40-45-50287-92810-12277-9291-3264-6267-92610-12271-3274-62710-12281-3284-6(見通し)需要の停滞従業員確保難需要の停滞ニーズへの対応従業員確保難1位順位産業2位3位製造業建設業卸売業小売業サービス業設備不足・老朽化請負単価低下大企業との競争需要の停滞ニーズへの対応技術者確保難技術者確保難メーカーとの競争大型店等との競争人件費増加松山管内景況調査特集7

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