所報6月号
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企業間の出向・移籍の専門機関公益財団法人〒790-0003松山市三番町4丁目11-1住友生命松山三番町ビル4階TEL:089-931-5494 FAX:089-913-702347都道府県で人材の確保、従業員の再就職をサポート!~お気軽に当センターへご相談ください~人材確保(求人)支援再就職支援・事業の拡大・欠員発生、新規部門等に伴う要員確保・経験豊富な即戦力の人材確保・事業の整理・縮小、工場閉鎖等に伴う人員削減・定年退職予定者等の他企業への再就職とくに好調好調まあまあ不振きわめて不振建設製造卸売小売サービス四国全国四国全国前年同月比先行き見通し早期景気観測システム早期景気観測システム商工会議所LOBO調査※Dl=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合)   業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)▲ 27.8▲ 17.9▲ 40.0▲ 23.3▲ 13.6▲ 5.3▲ 4.9▲ 2.2▲ 24.6▲ 8.7▲ 21.1▲ 28.6▲ 40.0▲ 20.0▲ 9.1▲ 13.0▲ 8.7▲ 9.4▲ 26.3▲ 8.6全国の概況ブロック別概況・四国 4月の全産業合計の業況DIは、▲17.3と、前月から+2.8ポイントの改善。ただし、「悪化」から「不変」への変化が押し上げ要因となったことに留意が必要。インバウンドを含め春の観光需要の堅調な動きから、小売業、卸売業、サービス業の業況感が改善した。また、電子部品や自動車関連で引き続き好調な生産を指摘する声が聞かれたほか、設備投資に持ち直しの動きが見られた。一方、消費者の節約志向、人手不足の影響拡大、原材料、燃料の値上りが依然、中小企業の足かせとなっており、業況改善に向けた動きは力強さを欠く。  先行きについては、先行き見通しDIが▲17.5(今月比▲0.2ポイント)とほぼ横ばいを見込む。ゴールデンウィークに伴う観光需要など消費の拡大や、海外経済の回復に期待する声が聞かれる。他方、消費の一段の悪化、人手不足の影響拡大、原材料・燃料価格の上昇、地政学的リスクや不安定な金融市場が実体経済に及ぼす影響など、先行きへの懸念を指摘する声は多く、中小企業の業況は横ばい圏内で推移する見通し。 ○全産業の業況DIは、前月と比べ改善。産業別にみると、卸売業で横ばい、小売業で悪化、その他の3業種で改善した。各業種から寄せられたコメントは以下のとおり。○「地元市から公共工事が出始めており、売上は堅調。だが、県からの発注はまだ鈍いため、今後発注が増えれば、さらなる売上増が期待できる」(土木工事業)、「パート・アルバイトを予定した人数確保できなかったため、採用活動を続けたが、それでも応募が少ない。従業員の不足感は解消できておらず、営業時間の見直しを検討せざるを ■平成29年4月調査結果 得ない」(スーパーマーケット)、「前月は比較的売上が好調だったものの、4月に入って気温の変動が続き、客足は伸び悩んだ。5月の大型連休の需要を上手く取り入れ、挽回したい」(飲食業)○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べほぼ横ばいの見込み。産業別にみると、卸売業で横ばい、製造業で改善、その他の3業種で悪化の見込み。業況DIは、2カ月連続改善。先行きは懸念材料多く、横ばい圏内の動きコラム22

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