所報8月号
9/28

ビージョイグループ(株)愛亀産学連携による地元企業を「知」る事業 6月28日(水)、社会共創学部産業マネジメント学科 崔英靖教授のゼミ生5名が(株)ビージョイの本社を訪問し、竹嶋総務部次長らから会社の成り立ちや経営環境、事業内容などの説明を受けました。その後、学生は「地方都市における食品加工業者」という観点から、高齢化社会への対応や海外・首都圏への販路拡大をはじめとする今後の事業展開や、収益率などについてヒアリングを行いました。 7月12日(水)、同 岡本隆教授のゼミ生8名がレスパスシティを訪れ、(株)ジョイ・アートの越智社長らから事業概要やビジョンとその収益性、また坊っちゃん劇場を中心とするまちづくりの方策などについて説明を受けました。西日本初の地域文化発信の常設劇場として、地域資源を生かした、観光と文化芸術の融合による新たな産業の創出を目指す同社の取り組みについて考えた後、実際に公演中のミュージカル「52days~愚陀佛庵、二人の文豪~」を観劇しました。 上記事業については、今後、学生がさらに調査を進め、クロスSWOT分析等のフレームワークを用いて、企業に対して、今後の事業展開や新たなビジネスモデルについての提案を行います。 当会議所では、優秀な人材の育成や地元企業への就職率向上を目的とした産学連携による取り組みを行っています。今回、地元の優良な企業を知る機会を提供するとともに、学生が企業の抱える課題の解決策を提案する「地元企業への人材確保事業」を実施しました。■(株)ビージョイ■(株)ジョイ・アート 7月18日(火)、同学科の1年生35名が愛媛大学にて、(株)愛亀の西山社長らに「人手不足に悩む建設業界の課題解決策」について、学生ならではの視点に立ったアイデアを発表しました。当事業は計6回の授業で、企業からの概要説明・課題提示の後、グループごとで調査を行い、企業からの質問や助言を参考に、最終提案を行うものです。学生は、ツイッター(SNS)を活用したアンケート収集や就職活動を経験した先輩へのヒアリングなど独自の調査を行い、一企業単位で運用する奨学金制度など様々な解決策を提案しました。西山社長からは「若い人のアイデアは非常に参考になり、今後グループでいくつか実現できるよう取り組んでいきたい。」とのコメントをいただきました。7会議所の動き

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る