所報3月号
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8会議所の動きREPORT of CCI会議所の動き 2月7日から12日の6日間、白石会頭を団長に総勢18名の参加を得て、シンガポールとマレーシアへの海外視察研修を実施しました。 シンガポールでは、現地の経済情勢や日本企業の動向などを研修するため、ジェトロシンガポール事務所、シンガポール日本商工会議所を訪れました。また、約30年前に現地に工場を設立し、同社の東南アジア・オセアニアの拠点であるキッコーマン・シンガポール工場や新たな観光スポットとなった複合レジャー施設マリーナベイサンズの視察を行いました。 ジェトロの前田所長からは「一党独裁制である国だが、野党が1つの集団選挙区で初めて勝利するなど、その独裁制に対する国民の心情が若干変化してきている」など同国の情勢について、キッコーマンの野木社長からは、「当社の製品が競争の激しい海外で生き残ることができているのは、高級ブランド化を図り他国製との差別化に成功しているため」といった同社の海外戦略についての説明がありました。 また、交流懇談会では、シンガポール日本商工会議所の紀副会頭をはじめ現地に進出している会員企業など10名の参加があり、交流を深めると共に、現地の情報を収集することができました。 続いて訪ねた、マレーシアでは、現地の政府機関で工業発展の促進と調整を担うマレーシア投資開発庁やジェトロクアラルンプール事務所を訪れ、現地の海外からの投資状況や経済情勢、日本企業の動向などを研修しました。さらに、宮嶋国際委員長が経営するCELCOマレーシア工場やマレーシア高い経済成長を続けるアジアのエネルギーに触れ、ビジネスチャンスを拡大〜シンガポール・マレーシア海外視察報告〜視察参加者(Kikkoman(S)PET.LTD.工場前)紀(きの)シンガポール日本商工会議所副会頭JETROの田中シニアアドバイザーの説明を聞く参加者中心部の高層ビル群(シンガポール)○視察報告〜シンガポール〜○視察報告〜マレーシア〜

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