所報10月号 21/28

所報10月号

21/28

まつやまの老舗まつやまの老舗当所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。事業所概要事業所概要創業周年創業周年代表取締役小山晃生氏所在地:松山市余戸南2丁目18‐17TEL:089‐972‐4505業界の慣習に捉われないアイデアで事業を拡大する(株)久保商店人と人との繋がり、出会いを大切にした地域密着の店づくりを心掛けています。制服、ワーキングウェア、頭から足の先まで豊富な品揃えでみなさまをお待ちしております。(株)久保商店からのメッセージ80昭和6年創業(株)久保商店作業服をはじめ、事務服や医療用ユニフォームなどを取り扱う久保商店。80年前、ゴム履物専門の卸売として本町で創業した。初代の久保正留氏は、県内の履物屋を自転車で回り、地下足袋や長靴を卸したそうだ。当時では型破りなアイデアとして、卸売と並行して小売業を開始。その後、ゴム履物メーカー総代理店として靴の販売に力を注いだ。昭和26年に株式会社へ法人化、昭和52年、余戸に本店を移転した。時代のニーズに合わせ、業態をユニフォームへとシフトチェンジし、小売店「ワークショップ・ユーランド」を設立。また、今治にも営業拠点を設けた。その後、特殊制服や医療、事務服、さらに安全保護具や工具など、商品構成を増やし、事業を拡大した。現在は、官公庁や各業種への直需を中心に、小売業との両方で販売強化を図る。今後も3代目の小山晃生氏が、お客様とのコミュニケーションから消費者ニーズを把握し、多様な商品展開を進め、事業を拡げていく。代表取締役中村栄氏所在地:松山市湊町3丁目1‐13TEL:089‐945‐856190年変わらない対応と時代に合わせて変える経営(株)中村呉服店日本の伝統を守りつつ、常に時代の変化に合わせて、店も変わっていかなければならない。そのためにも、お客さんへの奉仕の精神を第一に、弊社は変わり続けていきます。(株)中村呉服店からのメッセージ90大正10年創業(株)中村呉服店 90年間、専門店として事業を営んできた中村呉服店。事業は現在の伊予市、行商からのスタートだった。創業者の先代は、お客さん第一主義をモットーとし、人脈を大切にして礎を築いた。事業の傍ら多くの仲人を引き受け、名実ともに「人」のつながりをつくっていたそうだ。戦後の混乱期を経て、昭和43年に松山へ移転、会社を法人化し、店舗を構えた。新しい地で新規顧客を開拓するため、いち早くテレビを使った宣伝を行ったり、他社に先駆けて着付けサービスを始めたりするなど、新しい取り組みを積極的に展開してきた。現在の経営は、2代目の中村栄氏が担う。経営環境が厳しくなる中で「時代に合わせて店も変えざるを得ない」と事業の多角化を模索中だ。特に、お客様の「心の変化」への対応が次代の経営課題だとか。同社は、経営の変革と「お客さんへの奉仕の精神を第一に」という不変の理念をもとに100年への歩みを進めていく。会員トピックス会員トピックス19

元のページ

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です