所報10月号
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とくに好調好調まあまあ不振きわめて不振建設製造卸売小売サービス四国全国四国全国前年同月比先行き見通し早期景気観測システム早期景気観測システム商工会議所LOBO調査※Dl=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合) 業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)業況DIは、小幅改善。先行き不安は強まる▲30.0▲17.9▲8.3▲37.0▲19.2▲19.6▲21.9▲27.3▲34.3▲16.6▲35.0▲25.0▲25.0▲40.7▲19.2▲27.0▲27.5▲22.3▲33.1▲18.7全国の概況ブロック別概況・四国 8月の全産業合計の業況DIは、▲23.8と、前月から+1.4ポイントの小幅改善。震災の影響により昨年は中止となったイベント等が開催されているほか、観光客、帰省客が多かったことなどから、小売や観光関連を中心に好調。比較対象の昨夏は、節電対応による休日変更に伴い、まとまった夏休みが取れないケースが多かったことも一因。一方、超円高等を背景に、取引先の海外移転・調達が加速していることなどから受注低迷が長期化、中小製造業を取り巻く環境は厳しさを増している。 先行きについては、先行き見通しDIが▲26.1(今月比▲2.3ポイント)と、悪化する見込み。超円高の定着に加え、電力料金の値上げによるコスト増や、穀物価格の高騰、エコカー補助金終了による内需の反動減等への懸念から、先行きへの不安が強まっている。 資をしたいが、先行きが不安なため、踏み切れない」とのコメント。旅館業からは、「観光客、ビジネス客の利用は堅調なものの、客単価が上がらず、利益に結びついていない」とのコメントが寄せられた。○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べマイナス幅が縮小する見込み。産業別にみると、サービス業は横ばい、その他の4業種で改善する見込み。○全産業の業況DIは、前月と比べマイナス幅が縮小。産業別にみると、建設業でマイナス幅が拡大、その他の4業種で縮小した。○家具製造業からは、「関東に出荷した商品の売れ行きが好調だったことから、売上は増加したが、人員採用や設備投資を行うほどの余裕はない」とのコメント。繊維品卸売業からは、「晴天が続いたことから、前年同月と同水準の売上を確保。前月まで過剰だった在庫が減り、資金繰りも改善傾向」との声、化学製品卸売業からは、「設備投■平成24年8月調査結果コラムコラム23

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