所報11月号
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とくに好調好調まあまあ不振きわめて不振建設製造卸売小売サービス四国全国四国全国前年同月比先行き見通し早期景気観測システム早期景気観測システム商工会議所LOBO調査※Dl=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合) 業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)業況DIは、悪化。先行きは若干改善するも懸念材料は多い▲40.0▲8.010.0▲40.7▲25.9▲16.6▲27.8▲19.3▲40.3▲22.5▲50.0▲36.0▲20.0▲55.6▲29.6▲23.6▲26.8▲14.9▲31.1▲21.9全国の概況ブロック別概況・四国 9月の全産業合計の業況DIは、▲26.6と、前月から▲2.8ポイントの悪化。海外経済、とりわけ中国経済の減速に伴う輸出の減少や、超円高等を背景とした取引先の海外移転・調達の加速により、受注の減少が続く。また、穀物や原油価格の高騰に伴い仕入価格が上昇しているものの、中小企業においては価格転嫁は難しく、収益を圧迫。経営環境はさらに厳しさが増している。 先行きについては、先行き見通しDIが▲24.7(今月比+1.9ポイント)と、改善する見込み。秋の観光シーズンを迎えるほか、秋物商戦の本格化が見込まれることなどが要因。一方で、超円高の定着や、穀物・原油価格の高騰、エコカー補助金終了による内需の減速等、先行きに対する懸念材料も多い。 向も心配」とのコメントが寄せられた。○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べマイナス幅が縮小する見込み。産業別にみても、全業種で改善する見込み。○全産業の業況DIは、前月と比べマイナス幅が拡大。産業別にみると、卸売業でマイナス幅が縮小、その他の4業種で拡大した。○製材業からは、「原材料価格が上昇。他方で、価格競争は激しさを増しており、利益を出すことが難しい」とのコメント。衣類・日用品卸売業からは、「設備の老朽化に伴い、新規購入を考えているが、資金繰りが不安」との声、百貨店からは、「商店街の利用客数減少に伴い、自社の売上や来店者数も低迷している」とのコメント。飲食店からは、「個人消費が冷え込んでおり、売上減少が続く。原材料価格の動■平成24年9月調査結果コラムコラム21

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