所報4月号
23/28

とくに好調好調まあまあ不振きわめて不振建設製造卸売小売サービス四国全国四国全国前年同月比先行き見通し早期景気観測システム早期景気観測システム商工会議所LOBO調査※Dl=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合) 業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)業況DIは、改善続く。先行きも景気回復への期待感が大きい0.0▲30.00.0▲13.3▲7.1▲9.9▲31.0▲26.7▲37.8▲21.8▲13.0▲43.3▲27.3▲46.7▲21.4▲1.6▲15.4▲8.7▲26.3▲7.7全国の概況ブロック別概況・四国 2月の全産業合計の業況DIは、▲26.4と、前月から+3.2ポイントの改善。政府の金融・財政政策や円安・株高に伴う景気回復への期待感が一層高まっているほか、企業の生産活動や個人消費にも明るさが出始めている。他方、急速な円安進行に伴う燃料(原油、ガス)・原材料の価格上昇により、収益が圧迫されている企業は広範に及んでいる。足元では、景気回復の実感に乏しく、やや期待先行の状況が続いている。 先行きについては、先行き見通しDIが▲13.0(今月比+13.4ポイント)と、大幅に改善する見込み。燃料や原材料価格、電力料金の上昇などを懸念する声はあるものの、円安・株高による企業の業績改善や個人消費の持ち直し、政府による経済対策への期待感は一層大きくなっている。来月以降は春物商品やフレッシャーズ関連の動向に期待」とのコメント。飲食店からは、「寒波の影響により人の動きが鈍い。来店客が少なく、売上は減少した」とのコメントが寄せられた。○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べマイナス幅が縮小する見込み。産業別にみても、全業種で改善する見込み。○全産業の業況DIは、前月と比べほぼ横ばい。産業別にみると、建設業、卸売業でマイナス幅が縮小、その他の3業種で拡大した。○管工事業からは、「消費税増税を控え、給排水関係の受注が増加傾向」とのコメント。工作機械製造業からは、「原材料の多くを輸入に頼っており、価格上昇が心配。取引先である自動車関連企業の業況が上向けば、価格転嫁ができる見込み」との声、百貨店からは、「前年に比べて来店客数は増加したものの、売上には結びついていない。■平成25年2月調査結果コラム21

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です