所報4月号
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昨年の会員総会において、平成25年度の会長に選任されました。体制がスタートし、約180名のメンバーを有する経済団体のリーダーという「重さ」をあらためて感じています。また、松山YEGは平成26年度に創立25周年を迎えます。今年度は、節目を迎えるためのステップの年となります。一方、平成25年度のスローガンは「誇り」を掲げました。会社や組織には必ずそれぞれの「誇り」があるはずです。松山に、YEGに「誇り」をもって様々な事業を展開しよう・・・そんな思いを込めています。出場を決める決定戦で3打席連続本塁打を打ちMVPに選ばれたこと、7人ものピッチャーをプロへ送り出したことが自慢です。30歳になって地元の松山に帰り、家業でもある、ドコモショップ松山城南店を運営する、ネットグローバル?に従事しました。はじめは、縦社会と勝負の世界しか知らない自分が、誰かと協力して何かを産み出すというビジネスの世界に戸惑いました。成長する学びを得られたのはYEG活動でもあります。3年ほど携帯電話事業に携わった後、門戸が広く、料理・接客・雰囲気など総合力で勝負ができるビジネスとして魅力を感じていた、カフェ事業を展開するため、新会社を設立し代表に就任しました。そして、「マジョプレッソカフェ」をオープン、今年が9年目となります。その名の通り、いつかは空を飛びたいという幼い魔女をキャラクターとして、ヨーロッパをイメージし、フランス・ブルターニュ地方の伝統料理、そば粉で作るガレットなどを提供しています。経営理念は「何のために?を追求するマーケット」です。お店で仕事をする中で、誰のために、何のために仕事をするのかと問いかけ続けることを大切にしています。お客様のため、家族のため、仲間のため、それが自分のためにつながります。何のためにを考えることで、自分が成長できると考えています。「時代の流れの中で変えるもの 変わらないもの」~ニーズにあわせた事業展開とブレない強さで思いを通す~(株)フロートランチマーケット 代表取締役 浮田 宏行 氏―浮田会長のプロフィールを教えてください。何のために?を追求するマーケット―松山商工会議所青年部(以下:松山YEG)の会長就任、おめでとうございます。松山に、YEGに、「誇り」を持つ―松山YEGに関しては、具体的にはどのような活動をされますか。3つの方針のもと「歴史から学び未来を築く」 25年という歴史の中で、過去に先輩たちが取り組んできたことが何年も経って形になっている事業がYEGには数多くあります。平成22年に開催した全国大会や松山まつりの事業参画などが最たるものです。そのため、「歴史から学び未来を築く」をもとに、3つの基本方針を掲げて、事業に取り組みます。まず一つ目は、「松山YEG200名体制への挑戦とそれに伴う企業の発展」です。松山YEGは、企業家として、それぞれの分野のプロが集まっています。そのため、地域活性化の手法やアプローチに対する考え方は皆それぞれです。逆に、議論を重ねるというプロセスを重要視し、その過程を経た結果は、メンバーの団結力を高め、事業の成功率を向上させます。そういったことから、より多くのプロを求め、200人という体制を構築したいと考えています。また、対外的なビジネスの流れをつくり、各企業の発展にもつなげていきます。 次に、松山まつりを含めた「地域 現在は、主に久米窪田にある「マジョプレッソカフェ」の運営を行っています。学生時代から野球漬けで、社会人になってもプリンスホテルでマスクをかぶってました。都市対抗のこの人に聞く2

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