所報4月号
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とくに好調好調まあまあ不振きわめて不振建設製造卸売小売サービス四国全国四国全国前年同月比先行き見通し早期景気観測システム早期景気観測システム商工会議所LOBO調査※Dl=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合) 業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)業況DIは、3カ月連続の改善。先行きも回復基調が続く4.5▲20.0▲8.3▲25.0▲16.1▲6.4▲27.4▲15.7▲25.4▲17.29.1▲26.7▲41.7▲21.9▲29.0▲0.8▲13.8▲2.2▲21.7▲6.3全国の概況ブロック別概況・四国 3月の全産業合計の業況DIは、▲19.7と、前月から+6.7ポイントの大幅改善。円安・株高が続いていることに加え、景気回復への強い期待感を背景にマインドの改善が進み、企業の生産活動や個人消費は持ち直しの動きを強めている。他方で、円安により、燃料(原油、ガス)や原材料の価格が上昇を続ける中で、価格転嫁が思うように進まない企業は製造業・非製造業を問わず多い。 先行きについては、先行き見通しDIが▲10.3(今月比+9.4ポイント)と、大幅に改善する見込み。燃料や原材料価格の上昇に伴う収益の圧迫に加え、電力料金値上げへの懸念や価格転嫁が難しいとする声は大きいものの、円安・株高を背景に、企業の業績改善や個人消費の持ち直し、一段と高まる景気浮揚への期待感にけん引され、回復基調は続く見通し。 館業からは、「円安により外国人観光客は増加しているものの、売上増には至っていない」とのコメントが寄せられた。○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べマイナス幅が縮小する見込み。産業別にみると、建設業、小売業で悪化、その他の3業種で改善する見込み。○全産業の業況DIは、前月と比べマイナス幅は縮小した。産業別にみると、卸売業、サービス業で悪化、その他の3業種で改善した。○一般工事業からは、「公共工事は増加傾向にある。今後は、資材価格や賃金の上昇が見込まれることから、設計単価の見直しを進める予定」とのコメント。製材業からは、「業況は好転しているものの、円安により原材料価格が上昇。販売価格への転嫁が今後の課題」との声、百貨店からは、「円安・株高に伴い、消費者の購買意欲が活発化しており、高額品やギフト関連は好調に推移している」とのコメント。旅■平成25年3月調査結果コラム21

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