所報6月号
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とくに好調好調まあまあ不振きわめて不振建設製造卸売小売サービス四国全国四国全国前年同月比先行き見通し早期景気観測システム早期景気観測システム商工会議所LOBO調査※Dl=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合) 業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)業況DIは、4カ月連続の改善も、仕入価格上昇を懸念4.8▲25.9▲20.0▲11.1▲7.12.0▲24.4▲15.7▲25.9▲7.314.3▲40.7▲10.0▲33.3▲3.62.0▲11.7▲14.0▲17.1▲6.5全国の概況ブロック別概況・四国 4月の全産業合計の業況DIは、▲15.2と、前月から+4.5ポイントの改善。円安・株高が続く中で、企業や消費者のマインド改善は一段と進んでおり、建設業や輸出関連企業などを中心に持ち直しの動きは継続している。しかし、足下では、売上が改善しているものの、燃料(原油、ガス)や原材料、電力料金などのコスト増により、収益に結びつかない企業が多く、景気回復への実感が乏しいとの見方も根強い。 先行きについては、先行き見通しDIが▲9.6(今月比+5.6ポイント)と、大幅に改善する見込み。燃料や原材料、電力料金などのコスト負担が増す中で、価格転嫁に苦慮する中小企業からは、先行きを懸念する声が多いものの、円安・株高を背景に、好調が続く建設業や輸出関連企業、持ち直しの動きを強める個人消費が下支えし、回復基調は続くと見られる。観光客は増加しているが、団体利用は伸び悩み。ゴールデンウィークからの集客に期待したい」とのコメントが寄せられた。○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べマイナス幅が縮小する見込み。産業別にみると、製造業、小売業で改善、その他の3業種で悪化する見込み。○全産業の業況DIは、前月と比べマイナス幅は縮小した。産業別にみると、製造業、小売業で悪化、その他の3業種で改善した。○家具製造業からは、「売上は好調を維持。他方で、仕入価格が大幅に上昇しており、収益の確保が難しい」とのコメント。百貨店からは、「高級品の売上は伸びているものの、日用品などでは低価格重視の傾向が依然として根強い」との声、飲食店からは、「近隣に、魚市場や商業施設がオープンしたことから、売上への好影響が見込まれる」とのコメント。旅館業からは、「円安の影響もあり、国内外からの■平成25年4月調査結果コラム21

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