所報8月号
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とくに好調好調まあまあ不振きわめて不振建設製造卸売小売サービス四国全国四国全国前年同月比先行き見通し早期景気観測システム早期景気観測システム商工会議所LOBO調査※Dl=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合) 業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)業況DIは、回復基調が続くも、足元では横ばいで推移13.0▲27.6▲18.2▲26.7▲11.50.8▲19.6▲29.3▲26.4▲13.54.3▲37.9▲18.2▲30.0▲11.54.6▲13.4▲19.4▲26.2▲12.7全国の概況ブロック別概況・四国 6月の全産業合計の業況DIは、▲17.3と、前月から▲0.2ポイントの横ばいで推移。中小企業の景況感は、好調な建設業や回復傾向にある自動車をはじめとする輸出関連企業に下支えされ、底堅い動きとなっている。他方で、燃料(原油、ガス)や原材料の価格上昇・高止まりに加え、人件費、電力料金などのコストが増す中、価格転嫁が進まないとの指摘もあり、中小企業の中には、依然として景気回復の実感が乏しい状況も伺える。 先行きについては、先行き見通しDIが▲13.7(今月比+3.6ポイント)と、改善する見込み。消費税引き上げを見据え住宅の駆け込み需要が本格化する建設業や、自動車を中心に業績改善が進む製造業が下支えし、持ち直しの動きは続く見込み。他方、燃料・原材料の価格動向や電力料金の値上げなど懸念材料は多く、一部では、景気回復の実感に乏しく、先行きを不安視する声も聞かれる。 昇傾向。販売価格への転嫁が難しいため、仕入先の変更を検討中」とのコメント。商店街からは、「商店街の再開発がほぼ完了。今後、利用客の増加が期待できる」とのコメントが寄せられた。○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べマイナス幅が縮小する見込み。産業別にみると、卸売業、サービス業で横ばい、その他の3業種で改善する見込み。○全産業の業況DIは、前月と比べ悪化。産業別にみると、小売業、サービス業で改善、その他の3業種で悪化した。○建築工事業からは、「仕入価格の上昇に伴い、採算は悪化傾向。今後も資材価格の上昇・高止まりが続いた場合、経営への影響が心配」とのコメント。繊維品製造業からは、「原材料価格や電力料金、運送費などのコストアップにより、受注量は増えているものの、利益に繋がらない」との声、衣料品卸売業からは、「中国からの仕入価格が上■平成25年6月調査結果コラム21

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