所報11月号
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事業所概要事業所概要昭和36年頃 現代表者の祖母創業周年創業周年代表者:村上 英富所在地:松山市中野町甲1083TEL:089‐960‐8877百年守り続けた伝統とチャレンジが融合した先端製品(株)ムラコー「人間性の実現」「経済性の実現」「社会性の実現」創業から受け継ぐこの3つの教えを守り、自然が作り上げた素材の価値を最大限に高める努力をこれからも続けていきます。(株)ムラコーからのメッセージ100大正元年創業(株)ムラコー西岡棟梁の教えとその時代に合わせたものづくりで、今後も木造文化財の陰の立役者になれればと思います。白鷹刃物工房からのメッセージ100白鷹刃物工房大正2年創業当所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。まつやまの老舗まつやまの老舗代表者:白鷹 幸伯所在地:松山市堀江町1069‐2TEL:089‐978‐1176白鷹刃物工房百年企業が培った技術を千年先へ伝える「釘」とは  全国でも有数の技術を持つ白鷹刃物工房。100年前、鍬などの農具や荷馬車の輪鉄を造る野鍛冶屋として創業された。現在の代表者で3代目となる幸伯氏は26歳の頃(昭和36年)、鍛冶屋が嫌で上京。日本橋の老舗刃物店「木屋」に入社した。昭和46年、「最後の宮大工」と称された西岡常一棟梁との出会いをきっかけに鍛冶職人としての人生を歩むことになり、翌年帰郷、同工房を継いだ。その後、西岡棟梁の依頼で、薬師寺再建のための和釘の鍛造を行った。受け継いだ技と棟梁の教え、研究者と開発した高純度鉄でつくられた同氏の和釘は「千年の釘」と呼ばれる逸品。薬師寺の他、宝生寺五重塔、唐招堤寺国宝仏像、平城宮大極殿、岩国の錦帯橋、松山城などの多くの文化財や愛媛県武道館などで使用されている。「感謝の気持ちを忘れず、常に技術の向上に全精力を使う」と語る幸伯氏。千年先へ木造建築や和釘技術を伝承する。 ステンレス・アルミ・銅板加工を行うムラコー。大正元年、バケツや米を保存する米缶を製造・販売する金物屋として事業を始めた。昭和30年頃、他に先駆けてステンレスの取扱を開始。厨房製品や介護用品、空港やスキー場のトラベーターの製作を手掛けた。平成4年には、宇宙関連事業へ着手、ロケットの最先端部分には同社の製品が使われている。 現在経営を担う英富氏は「伝統と革新」をキーワードに事業を展開している。創業から培われた技術という「伝統」と新しいチャレンジである「革新」の融合に日々取り組んでいる。最先端の宇宙関連事業に使われる製品も、大半が手作業のローテク技術をもとに開発されるそうだ。地域への関わりも大事にする同社は、100周年の節目に、椿神社の2300年祭の一貫として建築された、児守神社の屋根銅板葺き工事に関わった。今後も同社は、守り続けた伝統から新しい製品を生み出し、技術と事業を次代に伝える。会員トピックス19

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