所報11月号
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とくに好調好調まあまあ不振きわめて不振建設製造卸売小売サービス四国全国四国全国前年同月比先行き見通し早期景気観測システム早期景気観測システム商工会議所LOBO調査※Dl=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合)   業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)業況DIは、回復基調続くも、足元では収益改善の遅れから足踏み状態9.5▲14.8▲10.0▲10.0▲24.14.1▲16.2▲20.7▲25.1▲14.70.0▲22.20.0▲20.0▲24.13.3▲10.6▲14.3▲16.1▲16.8全国の概況ブロック別概況・四国 9月の全産業合計の業況DIは、▲15.1と、前月から+0.6ポイントのほぼ横ばいで推移。活況が続く建設業などで売上が好調なほか、都市部を中心とする個人消費の底堅い推移を背景に、中小企業にも徐々に景気回復の実感が及び始めており、総じて回復基調にある。他方で、燃料・原材料の価格上昇や高止まり、電力料金の引き上げに伴うコスト負担増による収益改善の遅れを懸念する声も多く、足元の景況感は足踏み状態が続いている。 先行きについては、先行き見通しDIが▲11.6(今月比+3.5ポイント)と、改善する見込み。燃料・原材料の価格上昇や高止まり、電力料金などの負担増が続く中、一部では先行きに慎重な声が聞かれる。他方で、建設業や自動車関連をはじめ、徐々に景気回復の実感が及びつつあるほか、2020年オリンピック・パラリンピックの東京招致決定を契機に、消費者マインドの一段の改善や観光・インフラなどでの経済効果が見込まれることから、さらなる景気浮揚への期待感が高まっている。 が上昇している」とのコメント。旅館業からは、「電力料金の上昇や仕入コストの増大により採算が合わないため、販売価格の見直しを検討する」とのコメントが寄せられた。○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べマイナス幅が縮小する見込み。産業別にみると、卸売業で悪化、サービス業で横ばい、その他の3業種で改善する見込み。○全産業の業況DIは、前月と比べマイナス幅が縮小。産業別にみると、建設業、サービス業で悪化、その他の3業種で改善した。○衣料品製造業からは、「受注が安定し、業況は改善傾向にあるものの、人手不足により、技術職の育成が難航している」とのコメント。服飾品卸売業からは、「中国からの輸入コストが上昇しており、大幅な増収には至らないものの、売上が増加」との声、百貨店からは、「宝飾品の売上が堅調に推移しているほか、その他の商品でも購入単価■平成25年9月調査結果コラム24

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