所報5月号
23/28

とくに好調建 設製 造卸 売小 売サービス四 国全 国四 国全 国前年同月比先行き見通しきわめて不振不振好調まあまあ早期景気観測システム早期景気観測システム商工会議所LOBO調査※Dl=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合)  業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)業況DIは、駆け込み需要を背景に改善。先行きは不安感が一段と拡大▲34.8▲10.7▲20.0▲44.8▲30.811.00.6▲5.7▲6.3▲17.34.33.6▲30.0▲3.4▲26.9▲11.5▲22.5▲30.6▲50.9▲22.4全国の概況ブロック別概況・四国 3月の全産業合計の業況DIは、▲4.4と、前月から+3.3ポイントの改善。家電や日用品などを中心に消費税引き上げ前の駆け込み需要がピークを迎え、製造業・非製造業を問わず、受注・売上の増加による業況改善が進む。他方で、仕入・電力料金などのコスト増や、人材確保難を背景とする人件費の負担増に加え、駆け込み需要の反動減への不安が一段と広がっており、受注・売上の低迷を見込む地域の中小企業からは、経営悪化を懸念する声が多く聞かれる。 先行きについては、先行き見通しDIが▲28.2(今月比▲23.8ポイント)と、大幅な悪化を見込む。一部で夏頃には業績が回復するとの声が聞かれるものの、仕入コストや電力料金、人件費などの負担増が続く中、駆け込み需要の反動減による受注低迷や消費者のマインド低下に加え、取引先からコストダウン要請が強まることが見込まれるなど、先行き不安が一段と広がっている。○全産業の業況DIは、前月と比べ改善。産業別にみると、建設業、サービス業で悪化、その他の3業種で改善した。○一般工事業からは、「公共工事の増加が見込まれるが、人件費や資材価格の上昇が続いているため、受注しても収益を確保できない恐れがある」とのコメント。衣料品製造業からは、「駆け込み需要などを背景に、取引先が国内生産を強化しているため、自社の受注も堅調。今後は、反動減からの回復を見て、採用や■平成26年3月調査結果 新規の設備投資を実施する予定」との声、百貨店からは、「化粧品やバッグ、アクセサリーなどが好調。客単価も上昇しており、収益改善が進んでいる」とのコメント。飲食店からは、「例年に比べて寒い日が多かったことに加え、消費税引き上げに備えた消費手控えの動きがみられ、客足が伸び悩んだ」とのコメントが寄せられた。○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べ悪化する見込み。産業別にみると、卸売業で改善、その他の4業種で悪化する見込み。コラム21

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です