所報10月号
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34 伊予鉄道(株)がサイクルトレインを運行(実証実験)されることから、それを記念して9月27日、当会議所の森田会頭も出席し、サイクルトレイン出発式が開催されました。テープカットの後、早速、自転車を持ち込んだサイクルトレインが出発しました。 サイクルトレインは土曜日・日曜日・祝日のすべての電車で運行され、電車運賃のみで利用することができます。 パネルディスカッション終了後は会場を移し、意見交換会を開催しました。会場には、マウンテンバイクプロライダーの門田基志氏のプロデュースにより、ロードタイプの自転車やサイクリングジャージなどの展示を行いました。 参加された方は、実際にプロの自転車に触れながら、サイクリングと地域経済の活性化について意見を交わしました。 合併10周年を記念して、西予市野村で開催されたサイクリング大会に、当会議所サイクリング委員会が事務局を含め総勢8名で参加しました。西予市野村の素晴らしい自然を走り抜けるイベントになっており、特に、地域の方々によるおもてなし満載のエイドステーションが大好評でした。地域の活性化とサイクリングイベントを考える機会となりました。 講演終了後は、「サイクリングの振興と経済効果」をテーマに、疋田氏を進行役、中村知事、森田会頭、また、愛媛県自転車新文化総合アドバイザーの渋井亮太郎氏をパネラーに、サイクリングを地域経済の活性化につなげるためのパネルディスカッションを行いました。疋田氏からの「世界の中で日本の自転車活用は遅れているが、フロントランナーは愛媛県である。今後どのような活用が必要か」との問いに、中村知事は、「愛媛県と市町の連携により自転車施策が一気に進められている。自転車は楽しくないとダメという考えのもとで、今後は、インターネットの動画を活用した斬新な情報発信などを行いたい」と述べられました。渋井氏は「外から人を呼ぶためには、心が必要。自転車は本当に楽しいので、皆さんが心から楽しんで、伝道師になってほしい」とコメント、森田会頭は「企業も健康経営という観点で、健康管理をコストから投資に変えるため、自らサイクリングに取り組む必要がある。また、愛媛であればサイクリングと言われるようになり、ここにしかないものを創っていきたい」と提案しました。9/7サイクルトレインが運行開始『サイクリングin四国西予ジオパーク』パネルディスカッション「サイクリングの振興と経済効果」意見交換会9/27サイクリング トピックス!▲自転車を展示した意見交換会▲自転車活用を意見交換▲テープカット▲バイシクルユニットの 先導でスタート▲自転車を載せて発車▲沿道のおもてなし特集5

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