所報1月号
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事業所概要昭和30年代 三輪ダンプ四国第1号大正12年 マルブン創業時代表者:松本 勝博所在地:松山市西長戸町961‐1TEL:089‐925‐2362(有)松建産業地域浸透を図りながら、日本全国へ発信できる、強い会社を目指します。代表者:眞鍋 明所在地:松山市南高井町1370‐1TEL:089‐975‐3838(有)松建産業当所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。90創業周年創業周年大正12年創業地域の建築物を「支え」た90年人材を重視して業容を拡大事業所概要メッセージこれまでもこれからもおいしいが響きあうマルブンでありたいと願います。メッセージ大正12年創業  砂・土・セメント専門建材屋の松建産業が90周年を迎えた。大正12年、牛馬が人の機動力を補っていた時代、地域の人々から運送業務を請負ったのが始まり。戦後は、家づくりの需要の高まりとともに、家壁に適した土を提供した。戦後復興期、左官さんの求める建材として、土に加えて砂の需要が高まったことから、取扱商品が増加。2代目の松本社長は長年の経験を活かし、粗さの異なる砂をブレンドした「透し砂」を開発。建築物ごとに適した砂の提供ができたことから、ヒット商品となった。また、同社では、地域の建築物を支えることで地域貢献したいという情熱から、文化財修復にも注力。松山城の大改修や湯築城の復元時には、壁土や屋根葺き替えに必要な材料を搬入した。現在は、砂とセメントがミックスされたタイプの商品を扱いながら、販売先のシフトも図る。経験と信用に誇りを持ち、支えられた地域の人々に感謝して、時代のニーズに応える会社づくりを目指す。 大正12年、国鉄予讃線伊予小松駅の開業に合わせ、初代眞鍋文吉氏が丸文食堂を駅前に創業。戦時中は売るものが少なく砂糖もない中、小麦粉を練った団子などを販売していた。戦後、3代目の行義氏が大分県で修行、洋食中心のメニューに一新した。その後、平成に入り、現在のイタリア料理店への業態転換を図った。平成5年から12年の間、同社は、社員がお店の価値・魅力を高めると考え、人材育成に注力した。同時期、テレビでの紹介も後押しとなり、業容を拡大、平成12年には松山初出店を果たし、現在は本店のほか7店舗を運営している。 現在経営を担う眞鍋 明氏は、「人材」を最も重視し、「お客さまの『ありがとう』の言葉が社員にとって一番嬉しい言葉。社員が幸せになれる職場を第一に考えている」と語る。地域、同社に関わる全ての人を大事に思う先代の教えを引継ぎ、感謝の気持ちを忘れることなく、100年に向けて歩を進める。90(株)マルブン(株)マルブン会員トピックス23

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