所報10月号
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当所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。代表者:高橋 越子所在地:松山市千舟町3‐1‐7TEL:089‐941‐1257(有)高橋写真館これからもお客様の“今”を残す大切な1枚を、心を込めて撮影し続けます。(有)高橋写真館90創業周年人や家族の歴史を映す写真館事業所概要メッセージ大正13年創業事業所概要代表者:杉原 玲子所在地:松山市大街道3‐2‐13TEL:089‐921‐3863創業周年大正13年創業松山の「和」文化を支える楽器店技術と信用を大切に、日本文化の素晴らしさを次代に伝承していきます。メッセージ代でお琴を弾く人たちが増えているとか。和楽器の技術や和文化の継承にも力を入れ、業界の将来を見据えた戦略を考える中で、ホームページでの情報発信なども積極的に行っている。「伝統和楽器の良さを日本人に再発見してほしい」との想いを抱き、これからも日本の伝統文化の継承という重責を担う。90杉原楽器店杉原楽器店昭和31年頃 二代目杉原智夫氏 高橋写真館は、幼少の頃から絵画や、写真に興味があった創業者が、京都などでカメラの技術者としての勉強を重ね、大正13年、二番町に開業した。その後、昭和8年に電車通りである勝山町に新築移転したが、昭和20年の7月、戦火により社屋が焼失した。その後、大街道で営業していたが、商店街が歩行者天国になり、遠方から車で訪れるお客様の利便性を考慮し、昭和48年に現在地に店を構えた。現在は、店を継ぐため、アメリカの大学でカメラ技術を学んだ後、神戸に支店を構える3代目が店を手伝う。写真が家庭で撮影できる身近なものとなった現在でも、結婚式や、成人式などの特別な日には、写真館で撮影をする方が多く、毎年、家族写真を撮られる方もいるとか。同店では、撮影する写真が、お客様の歴史を物語る大切な1枚として、満足してもらえるよう、今後も心のこもった写真を撮り続ける。 90年前、松山城のふもとで創業した杉原楽器店。各地の城下町では、古くからお琴はお姫様の楽器として親しまれ、盛んに演奏されていた。時代の変遷とともに和楽器は減少し、松山市内では杉原楽器店が唯一の和楽器専門店となった。現在、和楽器販売のほか、お琴の糸締めや三味線の皮の張替えなどのメンテナンスも行う。糸の種類や張り方により音色が異なるため、それぞれのお客様に長年の経験を活かしながら丁寧に対応する。また、舞台制作なども手がけ、松山の和文化も支えている。 最近では、学校の授業で和楽器に触れる機会もあることから、2世代、3世会員トピックス19

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