所報10月号
6/28

業況売上資金繰り採算松山管内景況調査管内企業の景況は前期よりも悪化~今後の見通しも小幅ながらマイナス傾向~ 当会議所では、地域商工業者の景況並びに経済動向等に関する情報の収集・分析を行っています。今号では、平成27年7~9月期の調査結果がまとまりましたので、ご報告します。【調査時期】四半期毎に調査(年4回実施)【調査期間】平成27年8月22日~ 9月1日【調査対象】当会議所議員、地域振興委員等185企業 前期から一転、全てのDIが悪化に転じました。来期の見通しは、売上のDIは改善するものの、その他のDIは悪化傾向となっています。 今期、設備投資を実施したと回答した事業所は36件、前期(40件)より減少しています。来期に実施を計画している事業所数は28件となり今期より減少となりました。 前期から一転し、管内業況は全ての業種において悪化しています。来期の見通しについては、売上増には期待できるものの、業況は総じて厳しい状況です。設備投資も減少する中で、経営上の問題点には、需要の停滞のほか、技術者や従業員の確保難が回答されており、企業の人手不足が業況に影響しているとも考えられます。調査概要回答状況産業製造建設卸売 小売サービス対象数回答数27222352611851518133846130合計需要の停滞材料価格の上昇需要の停滞ニーズへの対応従業員の確保難1位順位産業2位3位製造業建設業卸売業小売業サービス業製品単価低下技術者の確保難販売単価低下大型店等との競争ニーズへの対応原料価格上昇従業員の確保難大企業との競争需要の停滞需要の停滞全産業におけるDI値の推移設備投資の実施状況今期直面している経営上の問題点今期直面している経営上の問題点!! 全ての業種において、それぞれのDI値の改善及び悪化が混在しています。来期の見通しについては、製造業・小売業・建設業・サービス業の売上DIが改善傾向にあるものの、業況DIが全産業で悪化しています。産業別動向統括まとめ20151050-5-10-15-20-25-30-35-40-45-50271-3251-3254-6257-92510-12261-3264-6267-92610-12274-6277-92710-12(見通し)4特集

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です