所報11月号
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当所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。代表者:中津 正則所在地:松山市萱町1‐5‐4TEL:089‐931‐0225中津たばこ店「便利で立ち寄りやすい」と利用してくれるお客様のため、できる限り店を続けていきます。中津たばこ店90創業周年来店するお客様とともに続く事業事業所概要メッセージ大正13年創業 創業者夫人の親戚が薬などを販売していたことから派生した中津たばこ店が、創業90周年を迎える。創業時は味酒地区に店舗を構えていたが、松山空襲により、店舗が焼失したため、新玉地区に店を移転。現在も同地で営業を続けている。 現在の店主である中津正則氏は井関農機の機械等の販売を行っていた井関商事で働いていたが、退職後に創業者夫人である母が切り盛りしていた同店を継いだ。スーパーやコンビニの台頭によって、街中に存在する「たばこ屋」が閉店していく中で、たばこだけでなく、飲食料品や日用品なども手がけ、90年に渡り営業を続けている。今でも近所の方や古くからの知り合いが「近くて便利がよく、立ち寄りやすい」と利用してくれるとか。代表者は現在80歳を超えているが、お客様が来店してくれる限り、自身の健康のためにも店を続けていく。事業所概要代表者:一色 恒平所在地:松山市問屋町4‐28TEL:089‐922‐4141創業周年大正13年創業新しい発想を農業の現場に…これからも、常に現場に応じた最先端の商品づくりを行っていきます。メッセージ 90年前、現在の三番町で果実掛袋を製造していた一色本店。戦後すぐに手作業で製造を再開、県内全域をオート三輪車で納品していたとか。産業や生活スタイルなどが変わった時代に、常に新しいものを取り込んでいったことが、今の事業の礎となっている。愛媛県民なら誰しもが目にする、みかんがダンボールの化粧箱に詰められている光景。木箱からダンボールを考案・導入したのが同社である。 新しい発想を大事にする同社では、その後も農業の現場に求められるオリジナル商品をつくり続けている。90年前に生み出された果実掛袋から関連商品がつくられ、今も現役で販売されている。 現在では、スマホやタブレットを使ってかんきつの収穫適期を見極めるアプリ「とりごろCrop」を開発するなど、大学の最先端の研究と農家の要求をかたちにする商品づくりも行っている。アイディアを大切に、これからも現場に求められる企業を目指す。90(株)一色本店(株)一色本店昭和48年 問屋町に移転昭和40年頃の中津たばこ店と    創業者夫人会員トピックス19

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