所報2月号
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当会議所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。代表者:里 利夫所在地:松山市道後湯之町14‐4TEL:089‐921‐3093(有)里商店人とのつながりを第一に、果物の専門店として自信のあるものを販売していきます。(有)里商店70創業周年提供する果実に自信あり・・・事業所概要メッセージ昭和19年創業 道後商店街近くに店を構える里商店が創業70周年を迎えた。現代表の両親が「いよかん」などの柑橘類を作る農家の出身であったことから、戦後、同地で果物屋を創業した。現在に至るまで一貫して果物のみを扱う専門店として多くの人から愛されている。昔は中島などからポンポン船で運ばれてくるみかんを買い付けに行き、手作りの木箱に詰めて、鉄道でお客様のもとに送っていたとか。創業以来、美味しさに絶対の自信が持てるものだけを販売し続け、天皇皇后両陛下が来松された際には、献上品としてみかんを納めたこともある。 スーパーなど、何でも取り揃うお店が一般的になる中で、今でも果物の専門店として営業できているのは、日々の商売で得た信頼によって多くの人とのつながりがあるからこそ。現在でも、東京や大阪、さらには北海道から、定期的に注文してくれるお客様もいるとか。これからも果物の専門店として、自信のある果実を提供していく。事業所概要代表者:小泉 泰方所在地:松山市北立花町3‐8TEL:089‐941‐6442創業周年昭和19年創業市民に愛される大判焼きのルーツこれからもおいしいお菓子を販売し、お子様には夢を、お年寄りにはうるおいを与える仕事をします。メッセージ 70年前、現在地に菓子問屋として創業。終戦後は飴やチョコレートなどの卸売や砂糖菓子の製造販売を営んだ。当時はお菓子が補助食の役割を担う時代であり、灘や中島地域から仕入れに来られる方もいたとか。また、駄菓子屋さんへ自転車で納品にまわることもあった。 昭和46年、いよてつそごうの誕生とともに、名物「大判焼き」の販売をスタート。厳選された素材を使用し、松山のソウルフードとして定着している。現在もいよてつ髙島屋で販売しており、北海道の厳選小豆を使用したこだわり餡子は、人々に懐かしさも提供する。 暖簾を守るのは、二代目の小泉泰方氏。時代とともに流通の仕組みや食べ物の嗜好が変化する中で、製造業にシフトするなど、経営も変化している。今後も人がやっていないことに取り組み、商品やサービスの差別化を図りながら、次代に暖簾を継承していく。70(株)小泉製菓(株)小泉製菓昭和40年頃の店舗昭和24年頃創業者夫婦と現代表会員トピックス19

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