所報4月号
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業況売上資金繰り採算管内景況は悪化傾向~今後は改善の見通し~ 当会議所では、地域商工業者の景況並びに経済動向等に関する情報の収集・分析を行っています。今号では、平成29年1~3月期の調査結果がまとまりましたので、ご報告します。【調査時期】四半期毎に調査(年4回実施)【調査期間】平成29年2月22日~3月1日【調査対象】当会議所議員、地域振興委員等188企業 今期は、前期から一転、全てのDIが悪化し、特に、売上DIが大幅に悪化しています。来期の見通しは、採算以外のDIが改善しています。 卸売業のみ改善傾向にあり、以外の全ての業種は悪化傾向です。来期の見通しについては、卸売業・サービス業は改善傾向、また、建設業は悪化傾向が続いています。 今期、設備投資を実施したと回答した事業所は43件(30.9%)であり、前期41件(31.1%)より増加しています。対して、来期に実施を計画している事業所数は38件(27.3%)と減少しています。 管内の景況は、以前マイナス値での推移が続いています。業種ごとのばらつきもあり、経営課題は需要の停滞と人手不足が顕著になっています。今期は、前期の改善の反動があったとも考えられるため、今後の動向を注視する必要があります。まとめ調査概要回答状況産業製造建設卸売 小売サービス調査対象企業数回答数2723254766188161917 3948139合計全産業におけるDIの推移産業別動向総括今期直面している経営上の問題点今期直面している経営上の問題点!!設備投資の実施状況20151050-5-10-15-20-25-30-35-40-45-502810-12291-32710-12294-6267-92610-12271-3274-6277-9281-3284-6287-9(見通し)需要の停滞従業員確保難需要の停滞ニーズへの対応従業員確保難1位順位産業2位3位製造業建設業卸売業小売業サービス業従業員確保難請負単価低下大企業との競争需要の停滞人件費増加ニーズへの対応材料価格上昇販売単価低下購買力流出ニーズへの対応松山管内景況調査特集8

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