所報4月号
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とくに好調建 設製 造卸 売小 売サービス四 国全 国四 国全 国前年同月比先行き見通しきわめて不振不振好調まあまあ早期景気観測システム早期景気観測システム商工会議所LOBO調査※Dl=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合)  業況・採算:(好転)-(悪化) 売上:(増加)-(減少)▲ 15.8▲ 12.5▲ 33.3▲ 25.0▲ 8.3▲ 14.6▲ 17.1▲ 32.5▲ 40.4▲ 18.6▲ 35.0▲ 16.7▲ 30.0▲ 28.6▲ 33.3▲ 12.6▲ 10.1▲ 21.0▲ 30.0▲ 12.1全国の概況ブロック別概況・四国 2月の全産業合計の業況DIは、▲24.0と、前月から▲1.0ポイントの悪化。大雪など天候不順による客足減少や消費者の節約志向、人手不足の影響などにより、サービス業・卸売業の売上が減少した。また、建設業や製造業を中心に原材料や燃料の値上りを指摘する声が聞かれた。中小企業の景況感は、電子部品、自動車関連の生産や住宅など民間工事の底堅い動きに下支えされているものの、改善に向けた動きは足踏み状況となっている。 先行きについては、先行き見通しDIが▲16.7(今月比+7.3ポイント)と改善を見込むものの、「悪化」から「不変」への変化が主因。インバウンドを含む消費の拡大や設備投資の増加、海外経済の回復に加え、プレミアムフライデーを契機とする個人消費の喚起に期待する声も聞かれる。他方、消費の一段の悪化や人手不足の影響拡大、米国大統領の政策の不透明感、原材料・燃料価格の上昇による収益悪化などへの懸念から、中小企業においては業績改善に確信を持てず、業況感は横ばい圏内との見方が続く。■平成29年2月調査結果○全産業の業況DIは、前月と比べ悪化。産業別にみると、全業種で悪化した。各業種から寄せられたコメントは以下のとおり。○「年度内に、市からの公共工事の発注があると想定していたが、想定よりも少なく、十分な受注を確保できなかった」 (一般工事業)、「日頃のサービス向上やレシピ改良、雰囲気 作りが功を奏し、常連客が増加。天候不順の割りには、売上が前年比でプラスとなった」(飲食業)、「売上は前年比横ばいを維持するも、人手不足が深刻なため、納期までのスケジュールが非常に切迫している」(織物製造業)○業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べ改善の見込み。産業別にみると、卸売業で悪化、その他の4業種で改善する見込み。業況DIは、足踏み。先行き改善見込むも、懸念材料多く、慎重な見方続くコラム22

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