所報7月号
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業況売上資金繰り採算松山管内景況調査 管内景況は緩やかに回復~改善傾向にはあるもののマイナス値での推移が続く~ 当会議所では、地域商工業者の景況並びに経済動向等に関する情報の収集・分析を行っています。今号では、平成29年4~6月期の調査結果がまとまりましたので、ご報告します。【調査時期】四半期毎に調査(年4回実施)【調査期間】平成29年5月23日~6月1日【調査対象】当会議所議員、地域振興委員等187企業 今期は、前期から一転、全てのDIが改善し、特に、売上DIが大幅に改善しています。来期の見通しは、売上以外のDIが改善傾向となっています。 建設業が大幅に改善しているほか、他の業種も総じて改善傾向にあります。来期の見通しについては、卸売業・サービス業で改善、製造業は悪化しています。 今期、設備投資を実施したと回答した事業所は37件(28.2%)であり、前期より減少しています。来期に実施を計画している事業所数は43件(32.8%)と前期より増加しています。 管内の景況は、改善傾向にあるものの、マイナス値での推移が続いている状況です。需要の停滞と人手不足が企業の抱える課題となっています。まとめ調査概要回答状況産業製造建設卸売 小売サービス調査対象企業数回答数27222646661871619153645131合計全産業におけるDIの推移産業別動向総括今期直面している経営上の問題点今期直面している経営上の問題点!!設備投資の実施状況20151050-5-10-15-20-25-30-352810-12291-32710-12294-6297-92610-12271-3274-6277-9281-3284-6287-9(見通し)需要の停滞従業員確保難需要の停滞ニーズへの対応従業員確保難1位順位産業2位3位製造業建設業卸売業小売業サービス業設備老朽化民間需要の停滞小売業との競争需要の停滞ニーズへの対応参入業者の増加技術者確保難メーカーとの競争大型店等との競争人件費増加松山管内景況調査コラム20

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