所報8月号
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meiji 3代目 賀男氏明治29年創業(株)タカハシこれからも、地域の永続モデルとなり、関わる人たちに自信を与える存在を目指します。120 塗料と色を扱う(株)タカハシが創業120年を迎えた。徳島県で染料である「阿波あい」の製造、加工販売を開始。行商で松山を訪れるようになり、明治33年に松山市本町に本店を移転した。戦後復興期には、染料から塗料の需要が高まり、取り扱いを拡げた。昭和50年にクリーニング事業部、平成3年には厨房機器資材事業部を設け、事業を拡大した。現在は、6代目の髙橋信介氏が経営の舵をとり、「夢結束・夢一岩」を経営理念に掲げ、「夢」当会議所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。をキーワードに、事業を通じ「人創り・街創り・夢創り」に尽力している。自社をサービス業と捉え、お客様に前向きな気持ちを持っていただけるよう、ニーズに応じたサービスを展開。最新のテクノロジーを活かした色づくりに取り組み、色選びのワクワク感を楽しんでもらえるよう心がけるとともに、社員の成長・自立を後押しするため、社員の人財育成にも取り組んでいる。 塗料には無限のカラーバリエーションがあり、まちの建築物を彩ることは、明るいまちづくりへ繋がる。事業を通じて、若者や子供たちが希望あふれるまちづくりに貢献する。メッセージ創業   周年事業所概要代表者:髙橋 信介所在地:松山市久万ノ台284-4TEL:089-926-2533明治29年創業(有)村上ふとん店これからも、「信用を売り続けて120余年」の教えを守り事業を続けてまいります。布団の変遷とともに築いた信用120メッセージ創業   周年事業所概要代表者:村上 安俊所在地:松山市永木町1-23TEL:089-932-1000 松山市内で長い歴史を持つ(有)村上ふとん店。初代・村上國太郎氏が「村上わたや」を創業。当時、布団は家庭で作ることが一般的で、中の綿を販売していた。その後、綿を機械でほぐして形を整える「打ち直し」が事業の中心となり、店名を「村上製綿所」に改名。戦後、核家族が増え、布団を自家製造する家庭は減少したことから、3代目・賀男氏の代に布団の製造販売を開始。社名を「村上ふとん店」とした。 現在代表を務める4代目・安俊氏は、先代から続く「信用を売り続けて120余年」という教えを守り、手づくりでオリジナリティに溢れ、他の量販店にはない布団を販売している。 布団は中身が見えないため、中身の偽造等が横行する中、顧客の信用を裏切る行為を一切許さず事業を続けてきた。5千件を超える顧客台帳が、代々築いてきた信用の証となっている。また、布団の製造販売以外にも、時代のニーズに合わせて健康用品やおしゃれ商品の販売を手掛けている。 今後も、顧客のニーズに「まじめに正直」に向き合い、信頼ある仕事を続け、時代の流れに対応した経営を行い、次代に歩みを進めていく。衣・食・住をフィールドに人・街・夢を創るまつやまの老舗会員トピックス19

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