業況DI は、消費マインド低迷等が足かせでほぼ横ばい先行きは、トランプ関税への懸念から慎重な見方全産業合計の業況DIは(前月比+0.7ポイント)先行き見通しDIは(今月比+1.3ポイント)▲19 .8前月と比べたDIの動き全国の概況ブロック別概況・四国日本商工会議所LOBO調査[4月]集計結果 サービス業は歓送迎会需要や観光需要により、ハレの日関係の利用が増えた飲食店が押し上げ、改善した。製造業は、サービス業からの引き合い増加で、飲食料品関係を中心に改善した。小売業では新年度需要はあるものの、消費マインドの低迷が足かせとなり、ほぼ横ばいとなった。建設業は資材価格や労務費の高騰で悪化し、卸売業は建設業からの引き合い減少やガソリン価格の高騰で悪化した。 新年度需要や観光需要は好調なものの、人手不足が継続しているほか、ガソリン価格やコメ価格をはじめとしたコストが増加している。今後への不安感から消費マインドが低迷しており、中小企業の業況はほぼ横ばいにとどまった。 好調に推移するインバウンド需要のほか、大型連休への期待もある一方、今年は連休の日並びが悪いことから例年ほどの恩恵は受けられないのではないかという声も聞かれた。コスト増や人手不足といった経営課題も山積している。 また、トランプ関税が今後の日本経済に与える影響を懸念する声が多数聞かれ、今後の動向の不透明さから先行きは慎重な見方となっている。 四国は、改善。製造業では、インバウンド・国内観光需要の恩恵を受けた飲食店や、春物衣料の売れ行きが好調な小売店からの引き合い増加を受け、飲食料品関係や繊維関係などで売上が改善した。建設業では、民間工事の受注が堅調に推移し、売上・採算が改善した。一方、事業者からは、時間外労働の上限規制に加えて、高齢従業員の退職増加により、労働力不足が深刻化している、という声が聞かれた。⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜http://kk-matsumiya.com▲18 .5商工会議所LOBO調査ホームページ 〉〉https://cci-lobo.jcci.or.jp/イメージ令和7年4月調査結果(業況DI)前年同月比TEL 089-922-4343商工会議所LOBO調査ホームページでは、業種別の動向や付帯調査の結果を掲載しておりますのでご覧ください。●今回の付帯調査テーマ:コスト増加分の価格転嫁の動向☂/☁ ▲18.5☂/☁ ▲18.0☂/☁ ▲19.8☂/☁ ▲15.6019コラム全 国全産業四 国先行き見通し(5〜7月)全 国四 国当社は持続可能な開発目標の達成を目指してまいります。●楽しい食卓の演出家●働きやすい職場づくり●環境負荷の低減●持続可能な食材の調達
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