所報8月号
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全産業合計の業況DIは(前月比+1.2ポイント)業況DI は、消費マインドの持ち直しにより、小幅改善先行きは、コスト負担緩和への期待で上向き見込む先行き見通しDIは(今月比+1.1ポイント)▲15 .7前月と比べたDIの動き全国の概況ブロック別概況・四国日本商工会議所LOBO調査[6月]集計結果 建設業では、資材価格高騰や人手不足の継続のほか、公共工事の一服感で、悪化した。製造業では、設備投資需要の下支えにより、改善した。小売業では、消費マインドが持ち直しつつあることで改善した。 物価高は継続している一方、政府によるガソリン価格への新たな補助が始まったほか、一部の事業者からは、随意契約のコメを入荷・販売できたという明るい声も聞かれた。設備投資需要が堅調なほか、高い水準の賃上げが続いていることで消費マインドが持ち直しつつあり、中小企業の業況は小幅改善となった。 コスト増加分の価格転嫁や人手不足など、依然として対処すべき経営課題は山積している。米国関税措置による、今後の動向の不透明さも拭えない。  一方、政府の電気・ガス代支援(7〜9月使用分)により、企業のコスト負担緩和が見込まれるほか、コメ価格についても、下落の兆しがうかがえる。 加えて、高い水準での賃上げが続いており、消費マインド改善の下支えが期待されることから、先行きは若干の上向き基調が見込まれる。 四国は、改善。小売業では、気温上昇に伴い、夏物衣料の売れ行きが好調な衣料品店などで売上・採算が改善した。 卸売業では、堅調な設備投資需要の恩恵を受ける建設業からの引き合いが増加し、建築金属材料関係を中心に売上・採算が改善した。 高知県の事業者からは、同県が現在放映中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」の舞台地となっていることから、地域全体の盛り上がりを期待する声が聞かれた。http://kk-matsumiya.com▲16 .8商工会議所LOBO調査ホームページ 〉〉https://cci-lobo.jcci.or.jp/イメージ令和7年6月調査結果(業況DI)前年同月比TEL 089-922-4343商工会議所LOBO調査ホームページでは、業種別の動向や付帯調査の結果を掲載しておりますのでご覧ください。●今回の付帯調査テーマ:・設備投資の動向           ・2024年度の採用実績の動向☂/☁ ▲16.8☂/☁ ▲16.9☂/☁ ▲15.7☂/☁ ▲14.519コラム全 国全産業四 国先行き見通し(7〜9月)全 国四 国当社は持続可能な開発目標の達成を目指してまいります。●楽しい食卓の演出家●働きやすい職場づくり●環境負荷の低減●持続可能な食材の調達

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