4月13日から10月13日までの184日間、大阪・夢洲で開催されている大阪・関西万博。160を超える国や地域、国際機関などが参画し、連日、多くの来場者でにぎわっています。当会議所では、関係団体と連携し、大阪・関西万博を盛り上げ、地域経済の活性化につながる取り組みを進めています。 7月3日から5日にかけて、在日アイルランド商工会議所との経済レセプションをはじめ、当会議所のグローバリゼーション委員会が大阪・関西万博の視察を行いましたのでレポートを掲載します。パビリオン視察〜大阪・関西万博を契機とした海外経済交流事業〜大阪・関西万博に松山の経済振興のチャンスを見出す 大阪・関西万博の視察では、これまで当会議所の海外ミッションで訪問した、インドネシア、インドのパビリオンを訪問しました。インドネシアパビリオンは、「調和の中で反映する:自然、文化、未来」をテーマに、森林保全・観光資源・再生エネルギーに関する展示が行われていました。また、インドパビリオンでは、パーカジ・ジョシ副領事に出迎えをいただき、衛星開発やIT産業、AIやドローンを活用した農業支援システムなどの同国の躍進について説明を受けました。 また、欧米諸国のパビリオンは、2日間で、アメリカ合衆国、スイス、ベルギーのパビリオンを訪問しました。 アメリカ合衆国パビリオンは、訪問した日が独立記念日だったこともあり、多くの来場者でにぎわっており、1972年にアポロ17号の宇宙飛行士が月面で採取した「月の石」の展示や、NASAの探査技術・民間宇宙旅行などのリアルな映像が放映されていました。 スイスのパビリオンでは、「ハイジと共に、テクノロジーの頂へ」というテーマで、日本で親しまれているキャラクターをもとに、スイスの最先端技術が紹介されていました。特集独立記念日に訪問した人気のアメリカ館2
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