全産業合計の業況DIは ▲▲業況DIは、夏休み効果も天候が足かせで、ほぼ横ばい先行きは、期待感うかがえるもコスト増の懸念続く前月比+0.1ポイント)先行き見通しDIは今月比+1.2ポイント)前月と比べたDIの動き全国の概況ブロック別概況・四国日本商工会議所LOBO調査[8月]集計結果 サービス業では、夏休みやイベントによる需要増で宿泊施設や飲食店を中心に、改善した。一方、建設業では、全国的な猛暑や一部地域での大雨の影響で工事の作業効率が低下し、悪化した。また、卸売業も猛暑や大雨に伴う農業被害の影響で食料品関係で仕入に悪影響があり、悪化した。 依然として物価高が消費マインドを押し下げており、消費者の節約志向の高まりが幅広い業種で指摘されているほか、長引く猛暑による外出控えの影響も継続している。また、米国関税措置の本格化に伴い設備投資計画の見直しや先送りの動きが散見され、業況はほぼ横ばいとなった。 来月以降も残暑が厳しい予報となっており、生鮮品の価格高騰や外出控えが継続する見込みである。また、10月以降の最低賃金見直しに伴い、人件費負担が増加することを不安視する声が多く聞かれている。 一方、高い水準での賃上げが続いており、消費マインド改善の下支えが期待される。また、米国関税交渉が合意に至ったことで、一部で混乱は見られるものの、経済の不透明感が和らいだことで、先行きは若干の上向き基調が見込まれる。 四国は悪化。製造業では、米国関税措置の影響で輸出が減少した自動車関係や、猛暑による外出控えで小売業からの引き合いが減少した飲食料品関係などで業況が悪化した。 今治市の繊維関係の事業者からは、原材料価格の高止まりで値上げをせざるを得ず、海外の廉価品の流入による競争激化を懸念している、という声が聞かれた。 卸売業では、製造業からの引き合いが減少した機械器具関係や飲食料品関係などで業況が悪化した。18 .8(17 .6(令和7年8月調査結果(業況DI)前年同月比商工会議所LOBO調査ホームページ 〉〉https://cci-lobo.jcci.or.jp/☂/☁ ▲18.8☂/☁ ▲24.2☂/☁ ▲17.6☂/☁ ▲19.419コラム全 国全産業商工会議所LOBO調査ホームページでは、業種別の動向や付帯調査の結果を掲載しておりますのでご覧ください。●今回の付帯調査テーマ:米国関税措置の影響四 国先行き見通し(9〜11月)全 国四 国
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