創業から変わらない理念で肉文化を承継大街道にこだわりながら着物文化を発信 創業70周年を迎えた音羽精肉店。創業以来、受け継がれてきたのは、時代が変わっても決して揺るがぬ「肉を見極める力」、良い肉を妥協なく選ぶこと。長年培われてきた確かな目利きにより、熟練の職人がその時期に最もおいしい肉を厳選して仕入を行う。直接買い付けのほか、一貫した仕入ルートの開拓にも力を注ぎ、品質を守りながらも、より多くの方に手に取っていただける努力を続けてきた。 平成29年、三代目が代表に就任。伝統を大切にしながらも、時代の変化に合わせた経営に取り組んでいる。特に、家庭でもおいしい肉を楽しんでいただけるよう、肉選びのポイントを丁寧に伝えている。また、店頭で注文を受けてから肉を切り分けることで、変色や劣化を防ぎ、鮮度を保ったまま提供する。創業から現在まで、どんな時代でも、どんな仕事でも、決して手を抜かないという姿勢を貫いてきた。肉の目利き、仕入れ、切り分け、そしてお客様への説明。その一つひとつに誠実に向き合うことが、信頼を積み重ね、地域の食卓を支え続けることにつなげている。未来へと受け継がれる音羽精肉店の変わらぬ原点である。 長年にわたり地域の肉文化を支えてきたその歩みは、信頼と誠実さを積み重ねてきた証だ。これからも地域の食を支え続けていく。 大街道に店舗を構える老舗呉服店・おりひめ友禅。同店の前身は現社長の森得子氏の父、要氏が二番町で「ゑり友」の屋号で始めた個人商店だ。その後、おりひめ友禅に屋号をあらため法人化した。創業当時から、いつか大街道に店を構えたいという夢を掲げ、高度経済成長期の活気の満ちた昭和43年に大街道への移転を叶えた。当時は大街道だけでも10軒もの呉服店があり、着物は人々の暮らしに根付いていた。しかし、時代の移り変わりとともに呉服店も次第に姿を消し、現在、大街道で事業を続ける呉服店は同店のみとなった。 「近年、海外で着物文化が注目を集める一方で、日本人自身がその価値を見過ごしがちになっている。着物は親から子、子から孫へと受け継がれていく『文化そのもの』」と得子氏は語る。同店では親子三代にわたって通っているお客様も多く、「家の歴史に寄り添えることはありがたく、若い世代へ着物という文化を伝えていくことが私達の使命」と話す。 コロナ禍では、商店街も閑散とする厳しい時期も経験した。それでも毎日、店を開け、困難を乗り越えた。要氏がこだわり続けた大街道で商いを続ける意味を胸に刻み、人とひととのつながりを大切に、着物を通して、日本の大切な文化を伝え続けていく。昭和29年創業日々の仕事の積み重ねは、自然と伝わるもの。これからも決して手を抜くことなく、堅実で愚直な仕事を続けてまいります。創業者の要氏を含む従業員とお客様人との絆を大切にして、これからも着物文化の継承につとめてまいります。創業70周年メッセージメッセージ当会議所会員創業記念表彰を受賞された会員のみなさんをご紹介します。昭和29年創業創業70周年事業所概要代表者:音羽 尚 所在地:松山市竹原町57-1 TEL:089-941-5371事業所概要代表者:森 得子 所在地:松山市大街道2-2-2 TEL:089-946-052927会員トピックス㈲おとわおりひめ友禅㈱
元のページ ../index.html#29