明治時代の情緒が漂う道後「にきたつの路」沿いの竹林の中に、ひっそりと佇む老舗の造り酒屋のブルワリーレストランが誕生したのが、10年前。道後を訪れる旅人はもちろん、酒蔵ならでは希少なお酒と瀬戸内の旬の料理を楽しむ大人の隠れ家的存在で、地元客の絶大な支持を受けている。酒蔵の戸をそのまま使った重厚な扉の中に入ると、蔵元に昔からあった家具や衝立、和の小物などが、季節の草花とともにさりげなく飾られている。

ここの名物は、大きな桶に旬の日本料理を小鉢や猪口に美しく盛り込んだ月替わりオリジナル桶料理。その他ビールケーキ、麦汁レモンなど蔵元ならではのオリジナルメニューも豊富だ。

平成18年 2月に改装し、高齢者にもくつろぎやすい低いテーブル席や開放感のあるテラス席を増設した。すべては、お客様満足の為にきめ細かい配慮と、もてなしの努力を惜しまない本物の店だ。