「愛媛の地物を使った京料理店」。伝統的な京の味に瀬戸内海、宇和海の豊かな旬の素材を活かした独自の料理を提供する。先代・二代目ともに京都で修行を積み、松山で一番美味しいと言われる店を目指し、すべてにおいて妥協を許さないこだわりと本物への追求を感じさせる店だ。毎朝オーナー自らその日の魚を市場で仕入れ、厳選した旬の高級素材を活かした調理法を考え、今日のもてなしに心を込める。

店舗デザインも京都の町家をモチーフに、落ち着きのある和のデザインで調和された空間を演出している。県内産の檜を使ったカウンター席や純和風の部屋、モダンな掘りごたつの部屋など用途に合わせた部屋選びができる。入口脇のウェイティングバーや京磁器のギャラリーショップなど待ち合いやくつろぎのスペースまで用意されている。

また、伝統芸能でもある日本料理の美学を広め、食材の目利き・料理技術・接客の3つのスキルを料理人に伝え、後進の育成にも力を注いでいる。